2012年01月12日

木製窓業界の歩み,その 四

北欧窓と国産窓メーカーとのかかわり

国産メーカーの多くは、ドイツ窓という分類はしても北欧窓という分類はあまり認識をしていないようにおもえる。ドイツ窓以外は単なる外開き窓という範疇にいれている。それはメーカーのほとんどがデンマーク製の金具をつかって、この国のもっともポピュラーな断面形状の窓を製造しているからだ。

もちろんデンマーク窓にも回転する窓はあるのだがそれほど出荷量は多くない。しかし北欧窓というカテゴリーはまだ認知度はうすいが、北欧系の住宅メーカーがスエーデン製の回転窓を「売り」にしている今日、遅かれ早かれこの窓の制作に着手していく必要があるように思える、そして、しかも国産材で安価に供給されるようになったとき、はじめて国産窓メーカーが外国製をこえたことになるのだと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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