2011年08月31日

木の世界.能登ヒバのルーツ

能登アテの元祖.jpg能登ヒバのルーツは青森ヒバと言われている。

地元ではアテと呼ばれこの地方の木材市場では

今でもアテ材として取引されて、県の木、つまり

「県木」に指定されているのです。近年、能登ヒバ

という名称も使われていますがこれはあくまで市場

用の呼び名ととして無理やり?普及させたので一般

でも能登アテで通っているのです。

 写真は輪島地内の山村の一角に生育する大木で

能登アテの元祖と言われています。二本の間に立

った私と比較するとその大きさがわかるとおもいますが

市場にはもちろんこんなに大きいものはでてきません。

 能登ヒバの主な利用法は、土台、柱、外壁材、内装材、フローリング材などですが、森の窓では二十年以上も前から

窓材としての利用法を研究し、現在 能登ヒバ材の出荷比率は50%近くに上がってきています。

カテゴリー

アーカイブ